もしも電車に轢かれたら
今回は第二回サイエンスジョークとする。まあジョークというには少し不謹慎かもしれないけれど・・・
前提条件
前提条件として、1両で走っている電車に人間がぶつかるとする。なぜ一両かは後々分かる。ここで人間の質量をm、電車の質量をM、衝突直前の速度をVとしたとき、
m=60(㎏) M=3.0×10⁴(㎏) V=1.2×10²(㎞/h)とする。
また電車が人間と衝突した瞬間、電車は静止したとする。(ありえないけど(*^^)v)
電車‐人間の反発係数が見当たらなかったからである( ;∀;)
それでは計算していこう!!
運動エネルギーを求めるとこから
まず、Vを時速から秒速に直す。すると
V=120×10³/(60×60) (m/s) ⋍33(m/s)
となる。それでは電車の運動エネルギーを求めていこう。運動エネルギーをKとすると
K=(1/2)MV²=(1/2)×(3.0×10⁴)×(33)²=1.6×10⁷(J)
電車は衝突直後、静止するからKが人間に全て移る。
よって衝突直後の人間の運動エネルギーは1.6×10⁷(J)である。この大きさを分かりやすくするために、どこから人間が自由落下すればこのエネルギーが得れるのか考える。
落下する地上からの高さをH(m)とする。地面衝突直前、位置エネルギーは0(J)となるから、
60×9.8×H =1.6×10⁷
H=2.7×10⁴(m)
となる。つまり27(㎞)
27㎞というと、成層圏ぐらいの高さです。
これは余談ですが成層圏からスカイダイビングをすると時速は1100㎞を超えるみたいです。
最後に
計算した感じ、電車に轢かれるってかなりやばそう。電車に轢かれた人の肉片がホームに散らばるのも納得ですね!(^^)!